サステナビリティ・アドバイザリー・ボード

当金庫では、サステナブル経営の高度化を目指し、2022年度より、外部有識者の方々の意見を聴取し、意見交換する場としてサステナビリティ・アドバイザリー・ボードを設置しています。
4名のボードメンバーと当金庫理事長はじめ役職員で、継続的に意見交換を行っています。

出席者

ボードメンバー
  • 株式会社日本総合研究所
    常務理事
    足達 英一郎 氏

  • 農林中央金庫
    経営管理委員
    佐藤 隆文 氏

  • 東京大学未来ビジョン研究センター
    教授
    高村 ゆかり 氏

  • キリンホールディングス株式会社
    プロフェッショナル・アドバイザー
    溝内 良輔 氏

農林中央金庫の参加者
  • 奥 和登
    代表理事理事長
  • 八木 正展
    代表理事兼常務執行役員
  • 今井 成人
    常務執行役員(チーフ・サステナビリティ・オフィサー)
  • 北林 太郎
    理事兼常務執行役員(チーフ・サステナビリティ・オフィサー)
  • 内海 智江
    常務執行役員(チーフ・ダイバーシティ・オフィサー)
  • 秀島 弘高
    エグゼクティブアドバイザー
  • 波多 信宏
    営業企画部部長(食農法人営業本部サステナビリティ・オフィサー)
  • 篠田 崇
    JAバンク統括部部長(リテール事業本部サステナビリティ・オフィサー)
  • 塩田 岳人
    市場運用部副部長(グローバル・インベストメンツ本部サステナビリティ・オフィサー)
  • 川合 芳陽
    統合リスク管理部副部長(リスク管理ユニットサステナビリティ・オフィサー)
  • 野田 治男
    コーポレートデザイン部部長(サステナブル経営担当)

2023年度第一回サステナビリティ・アドバイザリー・ボード

2023年6月に開催したサステナビリティ・アドバイザリー・ボードでは、当金庫のサステナブル経営における今後の課題等について、メンバーの皆様からご意見を伺い、当金庫経営陣とディスカッションを行いました。

(ボードメンバーからの主なご意見)

重要課題(マテリアリティ)

  • 農林中金のパーパスや農林水産業を基盤とする組織の成り立ちを踏まえれば、外部環境から受ける影響だけでなく、自社の活動が外部環境に与える影響の両面を踏まえたうえで、重要課題を設定する必要があるのではないでしょうか。
  • 現段階で顕在化していなかったとしても、将来起こり得ると予見できる課題を踏まえておくことも必要ではないでしょうか。

自然資本・生物多様性

  • 自然資本や生物多様性への取組みについては、農林水産業を基盤とする農林中金が向き合う意義は大きいと思います。優先的に取り組む課題の一つになるのではないでしょうか。取組みを進めることで、新たなビジネス機会や事業の創出にもつなげることができるのではないかと期待しています。
  • また、昨年、日本から2人目となるTNFDタスクフォースメンバーに選出された秀島氏の活躍も期待しています。欧州主導でルールメイクが進展すると、どうしても日本に合わない部分が出てきてしまいます。日本の地域特性・実態を十分に踏まえた対応となるよう期待しています。

対外開示

  • 対外開示における非財務情報の重要性が年々高まっています。サステナビリティに関する取組みを実績ベースで開示することに加え、その内容をステークホルダーに充分理解してもらえるような開示を目指していくことがますます重要になってきています。読み手目線に立った開示が、より重要になってきているのではないでしょうか。

イニシアティブ

  • 近年グローバルなイニシアティブに積極的に参加されています。イニシアティブに即した対応を進められた結果として、取組みの実効性や透明性が向上しているのではないでしょうか。結果として、外部評価の向上にもつながったものと評価しています。

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