サステナビリティ・アドバイザリー・ボード

当金庫では、サステナブル経営の高度化を目指し、2022年度より、外部有識者の方々の意見を聴取し、意見交換する場としてサステナビリティ・アドバイザリー・ボードを設置しています。
4名のボードメンバーと当金庫役職員で、継続的に意見交換を行っています。

出席者

ボードメンバー
  • 株式会社日本総合研究所
    常務理事
    足達 英一郎 氏

  • 農林中央金庫
    経営管理委員
    佐藤 隆文 氏

  • 東京大学未来ビジョン研究センター
    教授
    高村 ゆかり 氏

  • キリンホールディングス株式会社
    プロフェッショナル・アドバイザー
    溝内 良輔 氏

農林中央金庫の参加者
  • 北林 太郎
    代表理事 兼 常務執行役員(チーフ・サステナビリティ・オフィサー)
  • 今井 成人
    理事 兼 常務執行役員
  • 土田 智子
    常務執行役員(チーフ・サステナビリティ・オフィサー)
  • 波多 信宏
    営業企画部 部長(食農法人営業本部 サステナビリティ・オフィサー)
  • 佐藤 重史
    JAバンク統括部 部長(リテール事業本部 同上)
  • 塩田 傑
    市場運用部 副部長(グローバル・インベストメンツ本部 同上)
  • 矢野 修
    リスク統括部 副部長(リスク管理ユニット 同上)
  • 野田 治男
    コーポレートデザイン部 部長(サステナブル経営担当)

2025.3.31時点

2024年度第1回サステナビリティ・アドバイザリー・ボード

2024年7月に開催したサステナビリティ・アドバイザリー・ボードでは、当金庫のサステナブル経営における今後の課題等について、メンバーの皆様からご意見を伺い、当金庫経営陣とディスカッションを行いました。

(ボードメンバーからの主なご意見)

サステナブル経営全般

  • 農林中央金庫がこれまでサステナブル経営を推進してきたことを評価します。
  • 今後、サステナビリティに取組むことで、いかに農林中央金庫としてのリスク低減やビジネス機会獲得に繋がるのか、より一層のステークホルダーへの説明が重要ではないでしょうか。

食農バリューチェーンにおける対応

  • 農業生産に伴うGHG排出量や生態系への影響の大きさに鑑み、農林中央金庫には持続可能な農業の確立に向けてJAグループで連携した役割発揮を期待します。
  • 協同組合組織として、農林水産業に一層フォーカスした取組みを進めていくことも重要ではないでしょうか。
  • 今後多くの企業がサステナビリティ開示の中でスコープ3の開示が求められるなか、食農バリューチェーンを通じたGHG排出量の削減、特に川上である農業生産現場の脱炭素の実現は非常に重要な課題です。農林中央金庫が協働組織と連携し、ビジネスにおけるリスクと機会の観点からこの課題に取り組んでいくことを期待します。

インパクトの可視化・創出に向けた取組み

  • 新しく整理したマテリアリティや中期ビジョンを踏まえ、農林中央金庫として重視する環境・社会インパクトの創出を期待します。
  • ポジティブインパクトの創出だけでなく、ネガティブインパクトを低減させる取組みも重要ではないでしょうか。
  • 個別の事業活動のインパクトの可視化に留まらず、農林中央金庫としての意図や追加性を持ったインパクトファイナンスへの取組み推進も期待します。

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