食農関連企業等へのバリューチェーン構築支援
当金庫は、農林水産業者所得の増加に向けた施策として、食農関連企業等への出資・融資を通じた食農バリューチェーンの構築支援に取り組んでいます。
トピック
地域産品を活用した新たなバリューチェーン構築支援
株式会社ゆう幸(以下、ゆう幸)は、秋田発菓子ブランド『くら吉』を展開し、1次加工から3次加工まで手掛ける企業です。首都圏の百貨店などに販路を有しており、高価格帯の商品販売に強みを持ちますが、原材料が県内の少数農家からの原材料仕入が中心であり、商品ラインナップが限定的という課題がありました。
そこで、集荷から販売まで一貫したバリューチェーン構築を目指すJA 全農あきたとゆう幸との連携を当金庫がコーディネートしました。
当金庫からは、ゆう幸が行う秋田県産原材料を使用した新商品開発を融資により後押しし、これにより、JAかづの(秋田県鹿角市)産「北限の桃」を使用した新商品の『くら吉』各店舗での販売を実現しました。
今後とも、生産者・産業界・消費者を繋ぐ、新たな食農バリューチェーンの構築による、農業の生産基盤維持・生産者所得の向上に取り組んでまいります。

新商品の写真
海外食農プライベートエクイティ(PE)ファンドへの出資を通じた本邦食農バリューチェーン構築支援
当金庫は、食品・農水産業のスマート化や脱炭素技術を持つベンチャー・中堅企業等へグローバルに投資する海外食農PEファンドへ出資しています。
投資先のポートフォリオには、以下のような農林水産業の先進的な技術をもつ企業があり、当金庫としてはこれらの技術革新や社会実装を支援するとともに、本邦食品・農水産業の現場への適用を進め、脱炭素化の着実な実現を図っています。
海外食農PEファンドが支援している主な技術
- 水資源の節約や土壌改良等の再生型農業
- 牛のゲップ・排せつ物から排出されるメタンガス等を削減する飼料添加物
- 代替たんぱく質
- 青果物の鮮度保持技術(食品ロス削減等)
- 農地でのGHG固定化
(※)2024年7月時点の取組事例