ニュースリリース

林業労働安全性向上対策事業 林業安全教育360°VRの導入について

2020年6月29日

全国森林組合連合会

農林中央金庫

林業労働安全性向上対策事業

林業安全教育360°VRの導入について

 林業における産業別死傷年千人率(千人あたりの死傷者数)は、20.8人(2019年度時点、全産業平均の約9倍)と著しく高い水準にあり、林業従事者の確保のためにも労働安全性の向上は必須の課題となっています。

 こうした環境を踏まえ、全国森林組合連合会および農林中央金庫は2015年度から林業の労働安全性向上を目的とした「林業労働安全性向上対策事業」(安全装備品の購入費用助成)に取り組んでおります。

 今般、「林業労働安全性向上対策事業」を拡充し、従来の安全装備品の購入費用助成に加え、教育ツールとして「林業安全教育360°VR」を導入しました。

 同ツールを用いて、森林組合系統をはじめとした林業従事者のみなさまに、林業現場において何が・どのような状況が危険かを疑似体験してもらうことで、労働安全性向上を図り、林業の担い手確保に貢献したいと考えております。

 全国森林組合連合会および農林中央金庫は、今後とも我が国の森林の有する公益的機能の維持増進と林業の成長産業化に向けて取り組んでまいります。

* virtual reality(バーチャル・リアリティ)の略で、仮想現実とも言われます。ゴーグル型の専用機械を装着することで、今まで見ていた景色とはまったく異なる光景が目の前に広がり、まるでその場にいるかのような没入感を体験できるものです。

 ○資料1 林業安全教育360°VRの概要・利用方法

以上

【本件に関するお問い合わせ先】
(利用を検討されている方)
全国森林組合連合会 系統事業部 購買課 TEL 03-3294-9718
(報道関係の方)
農林中央金庫 総務部 広報企画班(大谷・後藤)TEL:03-5222-2017

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