ニュースリリース

2019年3月22日

農林中央金庫

森林組合等に対する林業用安全装備品の購入費用助成について（2019年度募集の概要）

　林業における産業別死傷年千人率（千人あたりの死傷者数）は、32.9人（2017年度時点、全産業平均の約15倍）と著しく高い水準にあり、林業従事者の確保のためにも労働安全性の向上は必須の課題となっています。

　こうした環境を踏まえ、農林中央金庫では2015年度から林業の労働安全性向上を目的とした「林業労働安全性向上対策事業」を開始いたしました。当事業では、労働安全対策に取り組む森林組合等を対象に、安全装備品の一部購入費用の助成を行うこととしています。

　当事業では、2018年度までの4年間で全国から合計1,691件のご応募をいただき、累計で480森林組合、29森林組合連合会に対し総額336百万円の助成を実施いたしました。

　当事業は2018年度にて終了いたしますが、2019年8月から伐木作業時の下肢防護衣着用が義務化されること等の環境変化を踏まえ、今後5年間・5億円の規模にて後継事業を実施することといたしました。

　今般、2019年度の募集について後添のとおり実施いたしますので、お知らせいたします。

　農林中央金庫は、今後とも我が国林業の成長産業化に向けて取り組んでまいります。

　○ 資料1　2019年度林業労働安全性向上対策事業の概要

　○ 資料2　2019年度林業労働安全性向上対策事業　募集要項

　○ 資料3　2019年度林業労働安全性向上対策事業　申請書類

以　上