ニュースリリース

JA福島さくらふたば地区タマネギ栽培の機械化に対する費用助成について(贈呈式のお知らせ)

平成30年9月20日

農林中央金庫福島支店

JA福島さくらふたば地区タマネギ栽培の機械化に対する費用助成について

(贈呈式のお知らせ)

 農林中央金庫は、東日本大震災により甚大な被害を受けた農林水産業の復興を全力かつ多面的に支援するため、平成23年に復興支援プログラムを創設し、被災された生産者等に対し、金融面に止まらない幅広い支援を行っております。

 今般、同プログラムに基づく「営農再開支援」として、JA福島さくらふたば地区のタマネギ栽培の機械化に対する費用を助成することとしましたのでお知らせします。

 タマネギは土地利用型作物で水稲と作業期間が重ならず、放射性物質の吸収率も低い作物です。また、年間を通じて需要があり、当地区の夏季冷涼な気候を利用し、北海道等の大産地の端境期に収穫することも可能で、生産者の所得向上に期待が持てる作物です。

 当JAにおいては、平成28年8月に「ふたば地区園芸生産部会」を設立し、当地区のタマネギ栽培の中心的役割を担うとともに、県や町村、JA全農福島と連携し、タマネギ栽培の産地化を目指してきました。

 しかし、生産者の高齢化や担い手不足から、安定出荷や作付面積の拡大をしていくためには、栽培技術の向上はもとより、作業の省力化が大きな課題となっておりました。

 こうした状況を踏まえ、今般、当JAでは生産者が共同利用できる全自動播種機や選別機等を富岡農業資材センターに導入し、作業の省力化と収量の底上げや作付面積の拡大を図ることで、当地区でのタマネギ栽培の産地化に向けた取り組みを強化することといたしました。

 当金庫においては、一人でも多くの生産者に営農再開をしていただき、地域農業の復旧・復興につなげたいとの観点から、掲題支援を実施することとしたものです。

 つきましては、別紙のとおり贈呈式を開催いたしますのでご案内いたします。

 当金庫では、引き続き「復興支援プログラム」を通じて、被災された生産者等への復興支援を継続してまいります。

以 上

【本件に関するお問い合わせ先】
農林中央金庫福島支店 JA経営対策班(担当:鈴木・岩谷) TEL:024-552-5357

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