食農バリューチェーン構築・強化に向けた金融仲介機能の発揮
当金庫は、冷蔵倉庫を運営する「東京水産ターミナル(株)」(以下「東京水産ターミナル社」)に対し、冷蔵倉庫新設に向けた資金対応を行いました。本件は、老朽化が進む既存倉庫の建替え移転を目的とした建設資金です。当金庫は、東京水産ターミナル社に加えて新設倉庫のテナント各社等に対しても、入居等にあたって必要な資金を一貫して融資対応しました。
近年、冷凍・加工食品の需要拡大が進む一方で、その流通を支える冷蔵倉庫は築40年超の割合が増加するなど、老朽化を背景とした国内の低温物流網の整備・拡充は業界全体の課題となっています。今回、東京水産ターミナル社が新設する冷蔵倉庫は収容能力30万tを誇るなど、世界最大規模となる予定です。物流効率の更なる向上を通じた上記の課題解決への貢献、そして設備刷新に伴うCO₂排出量の削減など環境負荷軽減効果も期待されています。
当金庫は、農林水産物の生産から流通、消費にいたる食農バリューチェーンの強靭化を目指し、本件対応をはじめとしたみっちゃん工房の従業員 持続可能な物流インフラの構築にも貢献してまいります。
担当 VOICE
食農バリューチェーン強靭化を資金面から後押し
食農営業第二部
金子 透(写真左)
竹原 正敏(写真右)
本案件は、首都圏を中心とした低温物流網を下支えする冷蔵倉庫建設という公共性の高いプロジェクトです。今回の冷蔵倉庫の稼働は食農バリューチェーンの強靭化にも資するものです。当金庫は、倉庫保有者である東京水産ターミナル社のみならず、入居予定のテナント各社にも一貫して融資をするなど、プロジェクトを資金面から後押しすることができました。融資対応にあたっては東京水産ターミナル社やテナント各社へのヒアリングを重ね、本案件の意義・価値からリスクにいたるまで、本案件に対する理解・分析に努めました。
今回、老朽化施設の建替えにかかる融資対応を経験しました。農業分野でも同じく共同利用施設等の老朽化等が課題となるなか、この経験を活かした課題解決を通じて農林水産業の発展にも貢献してまいります。
- ※ 肩書等は2026年7月末時点