価値創造の循環を通じてパーパスの実現へ
当金庫は、100年の歩みで培った経営資本(インプット)を事業活動に投じ、 その成果をステークホルダーへの価値提供(アウトプット)につなげ、 それがさらに経営資本を強固にする——この 価値創造の循環を通じて、パーパスの実現へ向かう、という関係を表しています。
各項目のリンクは「統合報告書2026」(PDF)の該当ページを別タブで開きます。
1農林中央金庫の100年の歩み ― 私たちの歩み
当金庫は、時代の変化と取り巻く環境の変化にあわせて自らを変革しながら、約100年にわたり、系統組織とともに農林水産業に携わるみなさまを支え続けてまいりました。
私たちの歩み
2インプット ― 歩みから培ってきた経営資本(私たちの強み)
当金庫は、系統組織とともに歩んだ100年の歴史を通じて、次の6つの経営資本を培ってきました。
- 自然資本
- 社会・関係資本
- 設備資本
- 財務資本
- 知的資本
- 人的資本
このような経営資本を“強み”と捉えて、事業活動を展開し、ステークホルダーおよび社会への価値提供を通じて、パーパスの実現を目指しています。
経営資本
図が示す循環1
私たちの強みを活かした事業活動の展開(インプット → 事業活動)
3事業活動 ― 私たちの事業領域
現在、そしてこれからの時代に向けて、当金庫がパーパスを実現していくために、担う役割として主軸に置くのは「食農ビジネス」、「リテールビジネス」、「投資ビジネス」の3つのビジネス領域であり、これらを支えながら、新たな課題にも取り組む「コーポレート」が基盤にあります。
また、気候変動や生物多様性、そして循環経済から社会包摂まで、環境・社会課題の解決を目指すサステナビリティの取組みについては、ビジネス横断で対応を進めています。
また、事業活動の土台として、当金庫の役職員全員でいま大切にしたい「共有価値観」を次のとおり5つ定めています。
- グローカル
- プロフェッショナリティ
- チームワーク
- チャレンジ
- 成長
私たちの事業領域
4事業活動 ― 中期ビジョン(事業戦略)
当金庫は、2024~2030年度を期間とする中期ビジョンにおいて「2030年のありたい姿」を次のとおり5つ定めています。
- 地球環境・社会・経済へのインパクト創出
- 農林水産業・地域の持続的な発展
- デジタルとリアルの最適融合による組合員・利用者への価値創造
- 会員への安定的な収益・機能還元の発揮
- 変化に挑戦し続ける柔軟で強靭な組織の実現
農林中金グループを取り巻く事業環境は複雑かつ加速度的に変化していくという見通しのもと、グループ一丸となってパーパスを実現していくためには、数年先の変化を正確に予測し精緻な計画を立てるのではなく、“ありたい姿”に向かって外部環境の変化に柔軟かつ機動的な経営を実践していくことが重要だと考えています。
中期ビジョン
図が示す循環2
事業活動から生み出す成果はステークホルダーへの価値提供に(事業活動 → アウトプット)
5アウトプット ― ステークホルダーへの価値提供
事業活動を通じたアウトプットを積み上げたうえで、当金庫はステークホルダーのみなさまとのコミュニケーションを実践しながら、価値を提供し続けることを目指しています。
当金庫の主なステークホルダーは以下のとおりです。
- 会員(系統組織等)
- 農林水産業者
- 地域社会
- 取引先
- 投資家
- ビジネスパートナー
- 行政
- グループ職員
ステークホルダーへの価値提供
図が示す循環3
ステークホルダーへの価値提供は経営資本を更に強固に(アウトプット → インプット)
これら価値創造の循環を通じてパーパスの実現へ向かうと考えています。
6マテリアリティ ― パーパス実現のための重要課題
当金庫は、リスク・機会や及ぼしうるインパクト、ステークホルダーからの期待を考慮した重要テーマとして「パーパス実現のための重要課題(マテリアリティ)」を次の5つのとおり整理しています。
- 脱炭素社会の実現
- 自然と共生する社会の実現
- 農林水産業の“稼ぐ力”の強化
- 強靭な食料システムの実現
- 国内外での“豊かな”くらしの実現
中期ビジョン実現に向けた事業活動を通じて、これらの重要課題にかかるリスク・機会への対応と、ポジティブインパクトの創出・ネガティブインパクトの低減(社会に提供する価値としてのアウトカム創出)に取り組んでいます。
パーパス実現のための重要課題