JAバンクにおける地域活性化支援
金融を取り巻く社会環境の変化や学習指導要領の改訂などにより、子ども達が金融リテラシーを身につける重要性が高まっています。JAバンクでは、2024年度から全国共通施策として「地域金融教育」を展開しています。当金庫が企画の立案や教材の作成を担い、それを受けた全国のJA等が小学生や高校生を主な対象とする出前授業を実施しています。2026年3月末時点で全国累計256回の教育活動を展開してきました。
JAバンクの特徴として、小学生向けには、金融のみならず農業の要素を結び付けた題材を扱う点が挙げられます。子ども達が馴染みやすい工夫を凝らしたうえで、農産物の生産に必要なコストや販売価格、利益の考え方に触れてもらい、お金の役割に加え、職業としての農業や農産物の価格形成の仕組みへの理解を深めてもらえる内容としています。高校生向けには資産運用ビジネスを展開する当金庫のグループ会社とも連携して、将来の資産形成の基礎から実践までをカバーできる題材としています。
地域に根差すJAバンクとしては、金融教育を地域活性化の面から重要性の高い取組みと位置づけています。当金庫としても施策企画や教材の高度化をはじめ、全国機関としての役割発揮を続けてまいります。
担当 VOICE
JAバンクならではの金融教育で子ども達の未来に貢献
JAバンク統括部
伊藤 元起
JAバンクでは、地域金融教育として、独自の教材を用いた学校での出前授業のほかにも、JA主催イベントで地域の親子を対象とした金融教育ブース出展等も行っています。
JAバンクが使用する教材は、扱うテーマの一つに「農業経営」を取り入れていることが特徴です。小学生向けには、「野菜を作るために必要な苗・肥料・農業機械の金額は?野菜の販売額は?利益はいくら?」というように、金融と農業を掛け合わせたうえで、職業としての農業への理解も深めてもらえる内容になっています。
地域の金融教育ニーズに応えつつ、子ども達へ農業についても伝えていくことは、「農林水産業・地域の持続的発展」にも繋がると考えています。全国の子ども達の未来に貢献し、これからもJAが地域から必要とされる組織であり続けられるよう、これからもサポートをしてまいります。
- ※ 肩書等は2026年7月末時点