有限会社やまだズへの復興ファンドの出資について
2016年12月28日
農林中央金庫
農林中央金庫では、アグリビジネス投資育成株式会社(以下、「アグリ社」という。)と連携し、福島県喜多方市の「有限会社やまだズ」に対して復興ファンド20百万円の出資をいたしましたので、お知らせします。
当ファンドは、東日本大震災で被災された農林水産業者のみなさま向けに、長期にわたり安定した支援を行うため、農林中央金庫が平成23年に創設したものです。
今回の投資先となる「有限会社やまだズ」は、福島県喜多方市塩川町にて稲作30haを経営する地域の中核的農業法人です。滋養分豊富な土壌と、農薬・化学肥料の使用量を通常の半分以下とする特別栽培方法により、コシヒカリを中心とした高品質な米の栽培に長年取り組んできました。
しかしながら、東日本大震災の原発事故に伴う風評被害により、当社も米の販売価格下落等大きな影響を受けました。そのため、震災後は、放射性物質に対する米の全量全袋検査を通じた安全・安心のPRに加え、新品種や飼料用米の栽培等による顧客ニーズや用途の多様化への対応に取り組んでいます。
また、地域農業は高齢化や後継者不足等が問題となっていますが、当社は地域の担い手として、今後も経営面積の規模拡大等による生産効率化も図りながら、地域農業基盤の維持・拡大および地域活性化へ貢献していくこととしています。
当金庫としては、これらの取組みは、地域の農業復興と活性化に繋がるものと判断し、当社に対する金融面での助言(コンサルタント機能の提供)を行うとともに、中長期的な財務基盤の安定化に向けた金融対応として、アグリ社と連携のうえ出資を行いました。
当金庫では、引き続き「復興支援プログラム」を通じて、被災された農林水産業者の復興支援を継続してまいります。
以上
本件に関するお問い合わせ先
農林中央金庫 広報企画室(田口、大谷)
Tel: 03-5222-2017