JAいわて花巻管内の営農再開に対する費用助成について~園芸施設導入による園芸振興・地域活性化への取組み~
2016年09月02日
農林中央金庫
農林中央金庫では,東日本大震災により甚大な被害を受けた農林水産業の復興を全力かつ多面的に支援するため,平成23年に復興支援プログラムを創設し,金融面にとどまらない幅広い支援を行っております。
今般,同プログラムに基づく「営農再開支援事業」として,JAいわて花巻管内において震災被害に遭われた担い手生産者10名に対し,園芸施設(パイプハウス)の導入費用を助成しましたのでお知らせいたします。
当JA管内では,2地区49haの農地が被災しており,現在,復旧面積は30ha(61.2%)まで進展しております。一方で,当JA管内の被災沿岸地域は,津波による土壌流出,農地のひび割れ等によって営農活動に支障が生じているほか,原発事故の二次被害による原木椎茸の生産中止等,震災以前の農業所得水準までの回復には,依然として多岐に渡る問題が山積しています。
こうした中,当JAでは,農業所得の回復,地域農業振興に向けて,大型産直施設の整備および農産物の産地化を進め,当地域を付加価値の高い園芸拠点へ転換すべく取り組んでおります。
大型産直施設については,平成28年1月に「母ちゃんハウスだぁすこ沿岸店」を開設し(当金庫も費用を一部助成),産地化については,担い手生産者とJAの営農指導員が連携し,地元農産物のブランド化や多品目の野菜の通年での栽培に取り組んでおります。
担い手生産者による農産物の一部が産直施設に通年安定供給されることにより,農業者所得の回復,安定化が図られるとともに,地域の活性化につながるものと期待されております。
当金庫としては,震災被害からの営農復旧に合わせて,地域農業振興を目指す本取組みを後押しする観点から,本費用助成を行いました。
当金庫では,引き続き「復興支援プログラム」を通じて,被災された農林水産業者の復興支援を継続してまいります。
以上
本件に関するお問い合わせ先
農林中央金庫 広報企画室(田口,大谷)
Tel: 03-5222-2017