新たな畑わさび栽培方法の確立による地域農業復興への取組みに対する費用助成について
2016年08月31日
支店からのお知らせ
農林中央金庫
農林中央金庫では,東日本大震災により甚大な被害を受けた農林水産業の復興を全力かつ多面的に支援するため,平成23年に復興支援プログラムを創設し,被災された生産者等に対し,金融面に止まらない幅広い支援を行っております。
今般,同プログラムに基づく「地域復興プロジェクト支援」として,JAふくしま未来が取り組む地域農業復興に向けた事業に対し費用助成を決定しましたのでお知らせします。
当JA管内の伊達市月舘地区および霊山地区は,昭和52年から山間部の特産品として山林圃場での畑わさび栽培に取り組んできました。しかしながら,東京電力福島第一原子力発電所事故の影響で,当地区の畑わさびは平成23年11月から出荷制限が継続しており,産地の維持と出荷再開に向けた取組みが課題となっています。
これまでの試験栽培の結果,山林圃場では土壌等の外部環境の影響を受けやすく,放射性物質の吸収・蓄積が懸念されています。こうした状況を踏まえ,当JAは生産者・行政・大学と連携し,山林圃場以外(平地)での新たな栽培技術を構築するため,栽培環境の違いによる畑わさびの試験栽培に取り組むとともに,一日も早い出荷再開を目指すこととしています。
当金庫としては,これらの取組みは,畑わさびの産地復興に有効であるほか,出荷制限が続く他農産物の営農再開に向けたモデル事業になると判断し,本取組みを後押しする観点から,試験栽培にかかる資機材(苗,肥料等)購入費用の一部を助成することといたしました。
当金庫では,引き続き「復興支援プログラム」を通じて,被災された農林水産業者の復興支援を継続してまいります。
以上
本件に関するお問い合わせ先
農林中央金庫 広報企画室(田口,大谷)
Tel: 03-5222-2017