ニュースリリース

平成28年3月30日
農林中央金庫

　林業における産業別死傷年千人率（千人あたりの死傷者数）は，26.9人（平成26年度時点，全産業平均の約12倍）と著しく高い水準にあります。また，林業従事者の高齢化率は他産業比で高く，林業従事者数も低迷するなど，林業従事者の確保のためにも労働安全性の向上は必須の課題となっています。

  こうした環境を踏まえ，農林中央金庫では，平成27年度から林業の労働安全性向上を目的とした「林業労働安全性向上対策事業」を開始いたしました。当事業では，労働安全対策に取り組む森林組合等を対象に，安全装備品の一部購入費用の助成を行うこととしています。
  平成27年度は，全国の森林組合の約半数である321団体（16森林組合連合会，305森林組合）からご応募いただき，合計商品数1万7千点，計7,389人分，93百万円の助成実施見込みとなっております。

  今般，平成28年度の募集について後添のとおり実施しますので，お知らせいたします。

  農林中央金庫は，今後とも我が国林業の成長産業化に向けて取り組んでまいります。

  ○資料1　平成28年度林業労働安全性向上対策事業の概要
  ○資料2　平成28年度林業労働安全性向上対策事業　募集要項
  ○資料3　平成28年度林業労働安全性向上対策事業　申請書類

以上