ニュースリリース

平成26年11月18日
農林中央金庫

　今般，ＪＡバンク（ＪＡ，信連，農林中金）では，平成26年産の米価下落により影響を被った米生産者の資金繰りの円滑化に資するため，信連・ＪＡが貸し付ける運転資金に対して，農林中央金庫が利子補給を実施することといたしましたのでお知らせします。

　米価下落にともなう緊急対策として県域やＪＡが要綱を定めるＪＡ原資の農業資金に対し，当金庫が利子補給を実施することにより，米生産者の資金繰りを支援するものです。

　当金庫による利子補給率は年0.5％以内，利子補給期間は国の対策である収入減少影響緩和対策（ナラシ対策）の交付金の交付や概算金の追加払いの時期等を踏まえ，来年12月までとしています。
　また，想定貸付額は最大3千億円，利子補給総額は15億円を見込んでおります。

　なお，本対策については本年9月以降来年3月までに実行された融資を対象とし，既に実行されている融資に対しても遡って適用することとしております。
　既に，県域によっては県・市町村からの補給措置も得つつ，ＪＡ・県連合会等が利子補給しているケースもあることから，さらに上乗せを行なうことより米生産者への対策を磐石なものとするものです。

　ＪＡバンクとしては，今後も地域農業を支える農業者の方々への支援をさらに強化してまいります。

以　上