有識者ダイアログ

当金庫のサステナビリティにかかる取組みをより一層進化させるため、有識者の皆様との「有識者ダイアログ」を実施しています。

第1回 有識者ダイアログ(2019年2月実施)

 2019年2月、代表専務理事以下役職員参加の下、サステナビリティに関する有識者の方々とダイアログを実施しました。第一次産業を基盤とする協同組織という当金庫の特性を踏まえ、持続可能な社会の実現に向けて、どのような事業活動が金庫に期待されているか等、示唆に富んだ見解をうかがい、意見交換を行いました。

 2019年度は、当金庫のサステナブル経営に向けた新たな一歩となります。ご意見を踏まえ、役職員一丸となり、サステナビリティにかかる取組みをより一層推進してまいります。

第1回 有識者ダイアログ

有識者のみなさま

末吉竹二郎様 国連環境計画金融イニシアチブ (UNEPFI)特別顧問

末吉竹二郎様

国連環境計画金融イニシアチブ(UNEPFI)特別顧問

黒田かをり様 (一社)SDGs市民社会ネットワーク代表理事

黒田かをり様

(一社)SDGs市民社会ネットワーク代表理事

蟹江憲史様 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授

蟹江憲史様

慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授

三橋優隆様 (ファシリテーター) PwCサステナビリティ合同会社 会長

三橋優隆様(ファシリテーター)

PwCサステナビリティ合同会社会長

主なご意見

末吉竹二郎様

末吉竹二郎様
国連環境計画金融イニシアチブ(UNEPFI)特別顧問

末吉竹二郎様

国連環境計画金融イニシアチブ
(UNEPFI)特別顧問

Take the Trend or Left Behind
(新しい流れに乗らなければ取り残される)

SDGsとパリ協定が世界を動かし始めている現在、脱炭素社会の実現を目指し、既存の枠組みの破壊と新たな創造が同時進行するDisruption(ディスラプション:創造的破壊)が様々な分野で発生している。こうした創造的破壊の中、金融分野においては新しいリスクとともに新しいチャンスが誕生するだろう。 脱炭素社会へのシフトを支え、日本の新たな成長の源泉を見出す役割を担うことを金融分野には期待したい。

黒田かをり様

黒田かをり様
(一社)SDGs市民社会ネットワーク代表理事

黒田かをり様

(一社)SDGs市民社会ネットワーク代表理事

人権の諸課題にどう向き合うか

人権については、人権を尊重する仕組みを策定するだけでなく、その仕組みを継続的に観測・評価して改善を行う「人権デューデリジェンス」が重視され始めているが、国内では導入があまり進んでいない。またジェンダーについては、日本はギャップ指数が110位と非常に低く、国をあげて取り組む必要がある。SDGsの序文においても人権とジェンダーへの言及があるため、SDGsの取り組みを進めるにあたっても、人権やジェンダーなどのテーマを横断的に意識して進めることが必要である。

蟹江憲史様

蟹江憲史様
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授

蟹江憲史様

慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授

「SDGsにどう向き合うか」

SDGs の重要な側面として、もともと取り組んでいる価値あることを人類共通の言語で「見える化」できることが挙げられる。企業においても、経営理念や創業理念に立ち戻るとビジネスによる社会貢献が理念とされていることが殆どだ。SDGs の取り組みを進めることはこうした企業の原点を見つめなおすきっかけにもなる。日本においては、大企業にはほぼ認知が広まり対応が進められているため、これからは大企業から中小企業、中央から地方と力点が移っていくように思う。そのためにも、どのように優良事例を作り、共有するかが取り組みのポイントとなるだろう。

ダイアログを受けて

大竹和彦

大竹和彦
代表理事専務 コーポレート本部長

大竹和彦

代表理事専務 コーポレート本部長

一昨年に定めた当金庫のブランドメッセージ
"持てるすべてを「いのち」に向けて“

これこそが我々の存在価値であり、あらゆる取組みを通じて「いのち」に貢献するというこの価値観は、まさにサステナビリティにも通ずるものだと考えています。何よりも大切なのは、全ての役職員が「私たちの事業が持続可能な社会の実現に向けてどのように貢献しているか」という視座を持つことだと思います。持続可能な社会の実現に向け、役職員一丸となって取り組んでまいります。このような貴重なご意見・ご示唆を頂き、感謝申し上げます。

当金庫は、今後も定期的に有識者の皆様とマネジメント層のダイアログの機会を設け、サステナビリティにかかる取組みをより一層進化させるよう努めてまいります。

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