ニュースリリース

２０２０年２月２5日

カシコン銀行

農林中央金庫

カシコン銀行と農林中央金庫との包括的な業務提携について

　カシコン銀行（取締役会会長兼CEO：バントゥーン・ラムサム、本店：タイ王国バンコク市）と農林中央金庫（代表理事理事長：奥和登、本店：東京都千代田区）は、このたび、タイ・日本両国での包括的な業務提携の覚書（MOU）を締結いたしましたので、お知らせいたします。

　今回の業務提携は相互補完的なものであり、両国における食と農のバリューチェーンの拡充および金融機能の強化等を通じて、両国の経済・社会および農林水産業の発展に貢献することを目的としています。

　今回の業務提携により、現地通貨の提供、協調融資およびM&Aアドバイザリー等の様々な分野での協力によって金融機能の強化を図り、両行のお客様により高度なサービスを提供してまいります。また、近年注目されるアグリ・フードテックやフィンテック等の先進分野における技術交流や、持続可能な農業の確立など、両国の社会的な課題解決にも取り組んでいきます。

　カシコン銀行は、タイ王国を代表する商業銀行のひとつであり、タイ国内および周辺各国に有する充実したネットワークを通じて、企業および個人のお客様に対して幅広い金融商品・サービスを提供しています。

　農林中央金庫は、JA（農協）、JF（漁協）およびJForest（森林組合）等の協同組織により設立された、日本の農林水産業の発展に貢献する金融機関です。「農林水産業と食と地域のくらしを支えるリーディングバンク」を目指して、グローバルな食と農のバリューチェーン構築に取り組んでいます。

　両行は、今回の業務提携によって、それぞれの国の農林水産業･関連産業等のお客様に対する金融・事業面での支援体制を強化し、更なる機能発揮に取り組んでまいります。

以上