ニュースリリース

2020年8月7日

農林中央金庫

（ＪＡバンク中央本部）

信農連の2019年度決算状況（速報）について

　奈良県農協、島根県農協、沖縄県農協、およびこれまでに農林中金と統合した青森、宮城、秋田、山形、福島、栃木、群馬、千葉、富山、岡山、長崎、熊本を除く、32信農連ベースの決算状況についてお知らせいたします。

１　損益状況

　経常利益は1,483億円（前期比△86億円）、当期剰余金は1,278億円（前期比△9億円）となりました。

２　資金動向

　貯金残高は67兆7,448億円（前期比＋3,097億円）となりました。

　また、貸出金残高は8兆2,568億円（前期比＋4,457億円）、有価証券残高は20兆3,062億円（前期比＋5,067億円）、預け金残高は43兆2,337億円（前期比△7,392億円）となりました。

　以上より、総資産額（債務保証相当額を除く）は76兆4,077億円（前期比＋3,502億円）となりました。

　なお、調達・運用資金利ざやは、前期比0.05ポイント低下の0.11％となりました。

３　自己資本比率

　自己資本比率はリスクアセットの増加等により加重平均で15.3％となり、前期比△0.3ポイント低下しました。

４　リスク管理債権

　リスク管理債権は623億円（前期比△19億円）となり、貸出金残高に占める割合は前期比横ばいの0.8％となりました。

５　ＪＡの資金動向

　47県域のＪＡの貯金残高は、104兆1,148億円（前期比＋8,903億円、＋0.9％）となりました。

　また、貸出金残高は21兆1,038億円（前期比＋3,652億円）、有価証券残高は4兆310億円（前期比＋940億円）、系統預け金残高は78兆7,113億円（前期比3,621億円）となりました。

６　2020年度見通し

　金融市場の動向には留意が必要ですが、2020年度についても引き続き安定した収益が確保される見通しです。

以 上