ニュースリリース

Gulf Japan Food FundならびにMizuho Gulf Capital Partners Ltdによる鈴茂器工株式会社との資本業務提携について

2018年2月9日

株式会社みずほ銀行

農林中央金庫

Gulf Japan Food FundならびにMizuho Gulf Capital Partners Ltd

による鈴茂器工株式会社との資本業務提携について

 株式会社みずほ銀行(頭取:藤原 弘治)および農林中央金庫(理事長:河野 良雄)などが出資するGulf Japan Food Fund(以下「GJFF」)は、このたび、SPV(特別目的事業体)としてGulf Japan 1(以下「GJ1」)を設立し、GJFFに投資助言を行うMizuho Gulf Capital Partners Ltd(以下「MGCP」)とともに、鈴茂器工株式会社(代表取締役社長:鈴木 美奈子、以下「鈴茂器工」)との間で資本業務提携を締結することについて合意しました。なお、GJ1は、本資本業務提携により鈴茂器工が第三者割当により発行する新株式の引き受けならびに同社既存株主からの株式取得により、本第三者割当後の発行済株式数の10%を保有する株主となります。

 鈴茂器工は、1955年の創業以来、独自の食品機械の研究開発を進め、世界初となる寿司ロボットの開発により寿司の大衆化に貢献してきました。また、寿司ロボット以外にも、のり巻き・おむすび・ご飯の盛り付け等、時代とともに多様化する小売・中食・外食等の事業者ニーズに対応した製品開発に努める米飯加工機械のリーディングカンパニーです。鈴茂器工は「米飯主食文化を世界へ」を経営理念とし、海外においても、米国やシンガポールに現地法人を設立する等、各国の地域に密着した米飯加工機械の販売活動を積極的に展開しています。

 GJFFは、日本から中東地域に向けた食品・農水産物ならびに関連する生産・操業技術等の輸出拡大を金融面から支援することを目的としたプライベート・エクイティ・ファンドです。日本側よりみずほ銀行、農林中央金庫のほか官民ファンドの株式会社海外需要開拓支援機構(クールジャパン機構)、また、中東政府系ファンド等が総額3.9億米ドルの出資を行い、2016年3月から投資活動を開始しています。

 今回の資本業務提携は、米飯食に関心の高まる中東地域において、GJFFならびにMGCPと鈴茂器工が協働することを通じて、中東中心にグローバルな米飯文化・市場の創造と発展を図ることを目的としています。

 GJFFならびにMGCPは、こうした取り組みを通じ、日本の農食産品および関連生産技術の輸出拡大に加え、日本の外食産業の進出支援や現地外食・流通産業における機械化・効率化ニーズ等にも貢献していきます。

 みずほ銀行と農林中央金庫は、今後もGJFFを通じた「農」・「食」関連事業における付加価値や市場の創造へ貢献していきます。

以 上

【本件に関するお問い合せ先】
みずほ銀行 コーポレート・コミュニケーション部 03-5252-6574
農林中央金庫 広報CSR企画室 03-5222-2017

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