ニュースリリース

信農連の29年度決算状況(速報)について

平成30年7月6日

農林中央金庫

(JAバンク中央本部)

                      

信農連の29年度決算状況(速報)について

 全国32信農連ベースの決算状況についてお知らせいたします。

1 損益状況

 29年度は、市場金利の低下に伴い貸出金利息や預け金利息が減少しましたが、与信関係費用が改善したこと等から経常利益は1,629億円(前年比+20億円)、当期剰余金は1,359億円(前年比+47億円)となりました。

2 資金動向

 貯金残高は66兆690億円(前年比+2兆6,187億円)となりました。

 また、貸出金残高は7兆4,827億円(前年比+4,514億円)、有価証券残高は19兆2,394億円(前年比+6,095億円)、預け金残高は43兆1,466億円(前年比+1兆8,870億円)となりました。

 以上より、総資産額(債務保証相当額を除く)は73兆5,134億円(前年比+3兆1,185億円)となりました。

 なお、調達・運用資金利ざやは、前年比0.01ポイント低下の0.18%となりました。

3 自己資本比率

 自己資本比率はバーゼルⅢ経過措置に伴うリスクウェイトの引上げ等によりリスクアセットが増加したこと等から、前年比0.9ポイント低下の17.9%(全県の加重平均)となりました。

4 リスク管理債権

 リスク管理債権は665億円(前年比△203億円)となり、貸出金残高に占める割合は前年比0.3ポイント低下し0.9%となりました。

5 JAの資金動向

 全国47県のJAの貯金残高は、101兆3,060億円(前年比+2兆8,816億円、+2.9%)となりました。

 また、貸出金残高は20兆4,568億円(前年比+744億円)、有価証券残高は3兆9,208億円(前年比△1,594億円)、系統預け金残高は76兆4,085億円(前年比+2兆9,990億円)となりました。

6 平成30年度見通し

 金融市場の動向には留意が必要ですが、30年度についても引き続き安定した収益が確保される見通しです。

以 上

【本件に関するお問い合わせ先】
 農林中央金庫 広報CSR企画室(島田、大谷)
 TEL 03-5222-2017

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