ニュースリリース

平成２５年１１月２１日

農林水産業協同投資株式会社
農林中央金庫
全国共済農業協同組合連合会

　農林中央金庫および全国共済農業協同組合連合会（ＪＡ共済連）は、６次産業化事業体の組成・支援をはかるため、政府の出資のもと設立された株式会社農林漁業成長産業化支援機構の支援決定を受け、ＪＡグループをはじめとする系統団体とともに、４月より６次産業化ファンド（農林水産業協同投資株式会社が運営）を設立し、農林漁業者等からの出資案件の受付を行ってきました。
　今般、農林漁業者の株式会社みらい、パートナー企業の三井不動産株式会社とともに、６次産業化ファンドからの出資第一号案件を組成いたしましたので、お知らせいたします。
　今後も本ファンドの活用等を通じ、ＪＡグループをはじめとする地域の農林水産業の更なる発展に貢献してまいります。

１　第一号案件の概要
・　産学官連携の取組みである「柏の葉スマートシティ構想」における次世代型農業の取組みを、本ファンドを活用し事業展開する。
・　６次産業化ファンドが２０百万円、株式会社みらい・三井不動産株式会社がそれぞれ約１０百万円を出資し、レタスのパック加工・販売専門の６次化事業体（以下：「当社」という。）を設立。
・　千葉県柏市に設立予定の最新式の植物工場にて、株式会社みらいがレタスを生産し、当社が密閉パック加工を施したうえで、柏市周辺の量販店や飲食店等に販売することで、新たなバリューチェーンを構築。
・　地域のＪＡとも、量販店向けの販売や、植物工場・機器向けの保障等、幅広い連携を予定。

２　当社（６次化事業体）の概要
　社　名　　　　株式会社みらいトレーディング
　代表者　　　 嶋村茂治
　事業内容　　レタスのパック加工・販売
　資本金　　　 ４０百万円
　設　立　　　  平成２５年１０月

以　上