ニュースリリース

水稲農家等による「ふくしま100町歩研究会」の設立について

平成31年3月19日

農林中央金庫福島支店

水稲農家等による「ふくしま100町歩研究会」の設立について

 農林中央金庫福島支店は、JA福島中央会・JA全農福島と連携し、100町歩規模(農地面積約100ha)の水稲生産を誇り、福島県の稲作をリードする大規模水稲経営体等を会員とする「ふくしま100町歩研究会」を設立いたしました。

 福島県の米は、生産量全国第7位を誇り、県全体の農業産出額の1/4を占める基幹品目です。しかしながら、近年では生産人口の高齢化と後継者不足にくわえ、東日本大震災に起因する原発事故の影響など複合的な要因によって、営農継続が難しい農家が増えているなか、一定の生産力を備えた大規模水稲経営体が、農地引き受けの受け皿として地域の営農基盤を支える機能・役割を果たしつつ、さらに規模拡大していく傾向は、今後より一層強まるものと考えられます。

 当研究会は、JA福島中央会・JA全農福島の協力のもと、農林中央金庫福島支店が当研究会のネットワークの架け橋として、大規模水稲経営体の間の連携を促進させるとともに、行政や農業公社等の農業関係機関や専門家・有識者等ともマッチングさせることで、新たなビジネスモデルの創出やブランド力強化、さらなる成長戦略の実践等にむけた研究・意見交換を通じ、県産米の競争力強化・プレゼンス向上と地域農業の活性化を目指します。

 農林中央金庫福島支店は、当研究会の継続的かつ円滑な運営をおこない、研究会を通じた戦略や構想の実現にむけて、金融・非金融の両面からサポートすることにより、当県農林水産業の発展と成長産業化の実現に貢献していきます。

以 上

【本件に関するお問い合わせ先】
 農林中央金庫 福島支店(岸田・高橋・五藤)
 TEL:024-552-5692

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