ニュースリリース

平成30年11月2日

農林中央金庫福島支店

ＪＡふくしま未来「農地除染後の営農再開環境整備対策」にかかる農地整備専用資機材購入代に対する費用助成について

（贈呈式のお知らせ）

　農林中央金庫は、東日本大震災により甚大な被害を受けた農林水産業の復興を全力かつ多面的に支援するため、平成23年に復興支援プログラムを創設し、被災された生産者等に対し、金融面に止まらない幅広い支援を行っております。

　今般、同プログラムに基づく「営農再開支援」として、ＪＡふくしま未来が管内の避難指示解除地で取組む、営農再開環境整備対策にかかる必要資機材の購入代金に対する費用を助成することとしましたのでお知らせします。

　平成29年3月に避難指示が解除されました当ＪＡ管内の飯舘村では、除染後の農地の表土が固く凸凹も著しく、早期の営農再開のためには、一連の農地均平作業とそれら作業にかかる労働力の確保が最大の課題でありました。

　平成30年1月、飯舘村と当ＪＡが連携し、管内農地の整備等を受託する「オペレーター協議会」を設立。当作業に必要なトラクターや労働力の確保はできたものの、農地整備に不可欠である専用のアタッチメント式資機材が不足し、生産者の費用負担増や更なる営農再開の遅れが心配されました。

　こうした状況を踏まえ、当ＪＡでは当該資機材を購入のうえ「オペレーター協議会」を通して無償で生産者に貸し出すことといたしました。

　今後、当ＪＡ管内の他の避難指示解除地でも同様の取扱いを行い、早期の営農再開と住民帰還を促していく予定です。

　当金庫においては、避難指示解除地において、一人でも多くの生産者に営農再開をしていただき、地域農業の復旧・復興につなげたいとの観点から、掲題支援を実施することとしたものです。

　つきましては、別紙のとおり贈呈式を開催いたしますのでご案内いたします。

　贈呈式終了後に、当支援資機材を使用した農地整備作業の実演を行いますので、併せてご案内いたします。

以上