ニュースリリース

平成30年７月27日

農林中央金庫仙台支店

釜石地方森林組合と連携した被災地への木製品寄贈について

（林野火災被害木を活用した木製品贈呈式開催のお知らせ）

　農林中央金庫では、東日本大震災により甚大な被害を受けた農林水産業の復興を全力かつ多面的に支援するために、平成23年4月に「復興支援プログラム」を創設いたしました。同プログラムに基づき、平成24年度より森林組合系統と連携した被災地への木製品寄贈の取組みを行ってきました。

　今般、釜石地方森林組合と連携し、被災地の新しいまちづくりを後押しすべく、釜石市に対して、昨年5月に尾崎半島で発生した林野火災の被害木を活用した木製品を寄贈いたします。

　つきましては、釜石市役所市長室にて贈呈式を行いますので、下記のとおりお知らせいたします。

記

１　 取組概要

　釜石市に対し、鵜住居小学校のフリースペースに設置される、テーブル・ベンチを寄贈いたします。

　鵜住居小学校は、震災後、仮設校舎での運営を余儀なくされていましたが、地区ごとに複数の教育機関が一体となった施設を新設のうえ、平成29年に開校し、有事の際には避難所とすることが可能な、防災拠点としての機能を兼ね備えた小学校です。釜石市の世界遺産を構成する「橋野高炉跡」の石積みをイメージしたデザインが施された寄贈品は、昨年5月に釜石市尾崎半島で発生した林野火災の被害木を活用して製作されており、当該地の森林再生も後押しします。

２　 贈呈式詳細

（１） 日時　平成30年８月３日（金）10：00～

（２） 場所　釜石市役所　市長室

（３） 贈呈品　テーブル２台・ベンチ４脚

（４） 贈呈者　釜石地方森林組合、岩手県森林組合連合会、農林中央金庫

（５） 贈呈先　釜石市

（６） 出席団体　釜石市、釜石市教育委員会、釜石地方森林組合、

　　　 岩手県森林組合連合会、農林中央金庫 ほか　

以　上