ニュースリリース

道の駅「伊達の郷りょうぜん」(福島県伊達市)への木製品寄贈について

平成30年3月19日

福島県北森林組合

福島県森林組合連合会

農林中央金庫福島支店

道の駅「伊達の郷りょうぜん」(福島県伊達市)への木製品寄贈について

 農林中央金庫は、東日本大震災による農林水産業への甚大な被害を踏まえ、平成23年に「復興支援プログラム」を創設し、森林・林業の分野においては、平成24年度より森林組合系統と連携した被災地への木製品寄贈の取組みを実施しています。

 今回、復興支援プログラムの一環として、福島県北森林組合・福島県森林組合連合会・農林中央金庫が連携し、伊達市の地域復興を後押しすべく、平成30年3月24日にオープン予定の道の駅「伊達の郷りょうぜん」へ県産材を活用した木製ベンチ・木製自転車スタンドを寄贈いたしましたのでお知らせします。

 伊達市は平成23年3月の東日本大震災により家屋約7,000棟の全壊・半壊および一部損壊の被害や、原発事故による放射能被害を受けました。「桃」・「あんぽ柿」・「伊達鶏」等を中心とする当市の基幹産業である農業では風評問題の影響を現在も受けています。

 そのようななか、この「伊達の郷りょうぜん」は「伊達市復興計画」に基づく地域復興・経済の活性化を目的として整備されました。当施設内には農産物直売・特産品販売コーナー、レストラン、交通・地域情報コーナー、農産物の収穫体験施設等が設置されます。これらを通じ、地元農産物の安全性や品質の高さ等を来場者へPRするとともに、生産販売の拡大や風評払拭等に繋げてまいります。

 また当施設は、災害発生時に地元住民を受け入れる市の防災拠点にも位置づけられているほか、「復興道路・復興支援道路」として整備中の東北中央自動車道「霊山インターチェンジ」入り口に隣接し、地域内外をつなぐ交流拠点として多くの人が訪れることも期待されています。

 今回、当組合・当会・当金庫は、この「伊達の郷りょうぜん」を中心とした地域復興・経済活性化を図る市の取組みに対し、当施設の設備充実の面から復興に貢献していくことを目的に、上記の木製品を寄贈します。当施設が来場者にとって、県産材の良さや木の温もりも感じられる憩いの場になることを期待しています。

 当金庫では、引き続き「復興支援プログラム」を通じて、被災された農林水産業者の復興支援を継続してまいります。

以上

【本件に関するお問い合わせ先】
福島県北森林組合(平)TEL:024-534-9015
福島県森林組合連合会(遠藤、安藤)TEL:024-523-0255
農林中央金庫 福島支店(小野田、水元)TEL:024-552-5692

pagetop