農林水産業のメインバンクとして、系統独自の融資制度である「農林水産業振興資金」を備え、農林水産業の担い手の育成や環境保全型農業の振興を図るなど、わが国の農林水産業と系統団体の発展を金融面から支援しています。
- 農林水産業への貸出等
- わが国の農林水産業を取り巻く環境は、世界的な食料価格の高騰、農地面積の減少、水産資源の減少・魚価の低迷、農林水産業者の減少・高齢化、農林漁業所得の減少など厳しい状況に置かれています。
こうした厳しい状況のもと、当金庫は農林漁業金融の役割がより一層重要性を増していることを強く認識し、農林水産業者のニーズに積極的かつ迅速におこたえするため、新規商品の開発、資金ニーズに応じた商品内容の見直しに取り組んでいます。
具体的には、平成21年10月に、農業法人育成貸出(愛称:アグリシードローン)を導入し、中核的担い手の農業法人との新規取引の準備を整えまし た。さらに、従来、農業向けであった「アグリビジネスローン」を「農林水産環境ビジネスローン」へ変更し、林業・水産業の方にも、担保・保証に過度に依存しない資金としてご提供させていただきました。また、経営改善に積極的に取り組まれる農林水産業者等向けに「経営改善サポート資金」を創設するなど、農林水産業に携わるみなさまを積極的に支援しています。
このほか、農業金融では、農業生産に直結する資金や農作物の加工・流通・販売に関する資金などの融資、農業近代化資金などの制度資金を通じ、林業金融では、森林整備の中核的な担い手である森林組合系統や林業者などに対する森林の育成、木材の生産・加工・流通に必要な資金の融資を通じ、漁業金融では、水産物の漁獲・養殖などの生産資金、水産加工・流通資金の融資、漁業近代化資金などの制度資金を通じて、農林水産業の振興等を金融面からの支援を継続しています。
また、当金庫は、第一次産業のメインバンクとして、農林水産業者等のみなさまからの経営相談、経営ニーズなどに迅速かつ的確におこたえしています。具体的には、経営改善計画の策定支援、ビジネスマッチング情報の提案など、農林水産業者等のみなさまとのリレーションシップを構築しながら積極的な取組みに努めています。
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- ビジネスマッチング・農林水・商工連携等への取組み
- 当金庫では、平成21年7月農林水産環境事業部内にエコ・フードビジネス推進室を設置し、会員および農林水産業者の事業展開のサポートを強化しています。
具体的には、系統の全国組織としての特色を活かし、会員等と企業とのビジネスマッチングに取り組み、ブランド品の販路開拓、休耕地の有効活用 による企業の農業参入等の案件を成約させています。
また、平成22年3月にJA全中・JA全農・JA共済連・JAバンクの4団体共催により第4回JAグループ国産農畜産物商談会を開催したほか、平成21年11月に北陸商談会を開催するなど地域単位の商談会にも取り組んでいます。
さらに、平成22年3月には、異業種交流を図るために「アグリ・エコ ビジネスセミナー」を初めて開催、近畿地区の系統団体、当金庫大阪支店の法人取引先および農業法人等多くの方々がご来場され、盛会裏に終わりました。
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- 農業法人向け資本供与への取組み
- 当金庫では、従来より、アグリビジネス投資育成株式会社と連携し、農業法人の発展をサポートしてきましたが、農林水産環境事業部の新設にあわせ、農業資金の商品力強化の一環として、地域農業の担い手に育ちうる農業法人の育成について取組みを一層強化することとし、新たな枠組みの整備を進めてきました。
具体的には、原則1法人あたり10百万円を上限の目途とする、農業法人の育成のための資本供与の枠組み(「アグリシードファンド」)を新たに整備 し、資本不足ながらも技術力のある農業法人の育成に努めています。
貸出金の種類
| 一般資金 | 制度資金 | ||
|---|---|---|---|
| 農業 | 農業振興資金 | 農林水産環境 ビジネスローン |
農業近代化資金 農業経営負担軽減支援資金 農業経営改善促進資金(スーパーS資金) 中山間地域活性化資金ほか |
| 水産業 | 水産業振興資金 | 漁業近代化資金 漁業経営改善促進資金 中山間地域活性化資金ほか |
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| 林業 | 林業振興資金 | 木材産業等高度化促進資金 中山間地域活性化資金ほか |
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(平成23年3月31日現在)
